あまった樹脂粘土を簡単に柔らかくするやり方!
今回は「残しておいた樹脂粘土をやわらかくする方法」を紹介。
余った樹脂粘土を保管していたら、使うとき硬くなってしまった。
こんなとき樹脂粘土を使いやすくやわらかくする方法です。
いろいろ調べてみたら、硬くなってしまった樹脂粘土は新しいものに変えた方がいいとなっていましたが、簡単にやわらかくすることができます。
樹脂粘土をやわらかくするにはたった1つ道具が必要です、それが「加湿器」
加湿器を使った樹脂粘土をやわらかくするやり方を紹介します。
※本記事ではダイソーの樹脂粘土ポリマークレイを使って説明をしています。
樹脂粘土とは、どんなもの?
樹脂粘土とは
・様々な形を作れる手芸用粘土、アクセサリーやキーホルダーなど好きな物を作れる。 |
材質に酢酸ビニルエマルジョン、澱粉(でんぷん)、水、油が含まれた、手芸用樹脂粘土になります。「参考品:ダイソーの樹脂粘土PolymerClay(ポリマークレイ)」
柔らかさとコシの強さに優れ、しっとりした粘土です。
しっとり感がありながらも手へのベタつきは無く、サラサラした触り心地。
匂いも多少あり、主剤に「酢酸ビニルエマルジョン」とあるように、若干ですが酢の香りみたいな匂いもあります。
粘土自体の匂いを嗅いでみないと分からないくらいの弱さ、もちろん手を洗えば匂いも消えます。
他にも色が付いた樹脂粘土は白に比べて、よりコシが強い感じがあります。
カラー成分が含まれている分、コシがあるような感じ。
乾燥後には、表面がなめらかに固まります。また弾力性があり、ひび割れしにくいのも特徴です。
もし、ヒビ割れが起きても水を付けての修正も可能です。
樹脂粘土の使い方
樹脂粘土は水分が減ってくると固まるようになっています。
なので、必要な量を取り、残りはパーケージを閉めて密封してください。
取り出した樹脂粘土は、はじめに練り込んでください。若干硬くなっているので全体的にやわらかく使いやすいようにします。
これで後は好きな形を作るだけ、徐々に水分が乾燥して硬くなっていきます。
作ったもの同士を付けるにはボンドなどを使って接着します。
樹脂粘土の保管方法
樹脂粘土の保管方法
必要なもの |
樹脂粘土は水分が減っていくと固まるようになっています。なので、水分が飛ばないように密封する必要があります。
いろいろ調べた結果、下記のものを使って保存している方が多いようです。
保管に必要なもの
・ラップ
・ウエットティッシュ
樹脂粘土の保存方法のやり方
1,樹脂粘土をパーケージのまま、ラップで包み込む
未使用のものはそのまま、使って余った残りはパッケージをテープで閉じて空気に触れないようにしてからラップに包みます。
2,タッパに入れる
タッパにラップで包んだ樹脂粘土とウエットティッシュ1枚入れます。
これでタッパを蓋するだけ、中のウエットティッシュの水分がタッパ内を保湿してくれて、樹脂粘土の水分の蒸発を抑えてくれます。
他の保存方法
ジップロックを使った保存のやり方では、上記と同じようにラップで樹脂粘土を包み、クッキングペーパーを水で湿らした状態にします。
この2つをジップロックに入れて保存する。
上記2つの保存方法では、水分の蒸発を遅らせることで樹脂粘土を長く保存できるようになっています。
なので、樹脂粘土の水分を保てるような物であれば他の物を使っても問題ありません。
硬くなった樹脂粘土をやわらかくする方法!
柔らかくするやり方
・蒸気を当てながら練り込む
・当てる間隔が重要
私もダイソーの樹脂粘土を使っていますが、必要な分を取って使うとカラーによっては余ってしまうことがあります。
しばらく使わない状態があり、余った樹脂粘土はもちろん未開封の樹脂粘土も固くなっていました。(完全に硬いわけではなく、ゴムのような弾力のある状態)
こうした樹脂粘土をやわらかくする方法です。
使うものは「加湿器」これだけ
加湿器から出ている水蒸気を使って樹脂粘土を練る、コレだけで樹脂粘土をやわらかくすることができます。
ポイントは樹脂粘土にスチームを当てる距離、あまり近すぎるとヤケドの危険性があるので注意と樹脂粘土の表面が濡れてしまうとベタベタになるので距離が大事。
加湿器の噴射量にもよるのですが、樹脂粘土がベタベタやヌルヌルにならない距離で練っていきます。
樹脂粘土がベタベタになったとき(表面に水分が大量付着)は近すぎる、練っていても全然やわらかくならないときは遠すぎる状態になります。
やわらかくなるには、だいたい2~3分程度練ることが必要です。(放置していた時間によっても違う)
これでだいぶ柔らかくなります。
注意点としては製造から時間が経っているので、蒸気で練ったあと硬くなるのも早い感じがあります。
もし硬くなったら、また蒸気を当てて練れば使えます。
樹脂粘土のおすすめの使い方
樹脂粘土には白以外にもカラーが付いたものも販売されています。(参考:ダイソーの樹脂粘土ポリマークレイ)
白い樹脂粘土を基準としてカラーの入った樹脂粘土は若干コシが強い感じがあります。
カラーの入った樹脂粘土には、白の樹脂粘土には入っていない顔料が含まれていて、その顔料が入っている分、樹脂粘土自体コシが強く伸びが少ない感じになっています。
こんなとき
カラー樹脂粘土に白の樹脂粘土を混ぜることでやわらかくなります。
白の樹脂粘土は顔料が入っていない分、やわらかく伸びが良い。
一緒に混ぜることでカラー樹脂粘土がやわらかく伸びが良くなります。
白を混ぜることで色が変わってしまうのではないか?という感じもありますが、思ったよりも変化がないくらいです。
割合で「カラー樹脂粘土6:白4」にしても色は変わらない感じ。
カラーが入った樹脂粘土を使うときは、白を混ぜることで伸びが良くなり使いやすくなるのでやってみてください。
他の色を作るときの粘土の混ぜ方
樹脂粘土の合わせ方
樹脂粘土のカラーはダイソーで販売されているものでも「ホワイト」「ブラウン」「イエロー」「レッド」「ブラック」「ブルー」「イエローオーカー」「グリーン」の8つのカラー。
樹脂粘土同士で混ぜ合わせて別のカラーを作ることもできます。
このときの注意点として、必要なカラーを作るときは明るいカラーをベースに濃いカラーを少しずつ混ぜる。
例えば
オレンジのカラーを作るときは、イエローをベースにレッドを少しずつ加える。
もし逆をやってしまうと思ったよりも樹脂粘土を大量に使ってしまい、ほんの少し欲しかったのに余るくらいになってしまいます。
他にも水色を作るときは白をベースにブルーをちょっとずつ足して混ぜる。
こんな感じで明るいカラーをメインに別のカラーの樹脂粘土をちょっとずつ足して作ります。
※必要なカラーの量が少なければ少ないほど、足す樹脂粘土もチョットなので気を付けてください。
絵の具を使った色の付け方
絵の具を使った色付け
・水彩絵具
・アクリル絵具
・ポスターカラー
樹脂粘土の色の付け方
樹脂粘土は粘土同士で合わせることもできますが、絵の具を使ったカラーチェンジもできます。
練る段階で水彩絵具やアクリル絵具、ポスターカラーなどで混色したりできます。
色を足すときは、ほんの少しずつ足してください。カラーによっては一気に色が変わってしまうこともあります。
乾燥後にも粘土の表面に筆や化粧用パフなどで着色したりもできます。
樹脂粘土の乾燥時間
完全に硬化するまでの時間は、厚みによって変わります。
丸いボールのような形など厚みがあるものは、完全に硬化するには1週間程度かかることもあります。
透ける粘土は完全に硬化しないと、半透明にはなりません。
作品の乾燥には自然乾燥をおすすめします。
作品の大きさにもよりますが、自然乾燥した場合、粘土の表面は30分~1時間程度で乾燥してきます。
上記でも記載しましたが、古くなった樹脂粘土を柔らかくしたものだと、若干乾燥が早い感じがあります。(使っているうちに固くなってしまう)
使いやすい卓上加湿器
使いやすいように卓上の加湿器を掲載しました。
下記のような加湿器をお持ちであれば使いやすいと思います。
蒸気の発生の仕方もゆったり出るタイプではなく、噴射するような少し勢いのあるものをピックアップしています。
価格:1880円 |
価格:2179円 |
価格:3280円 |
価格:2080円 |
価格:2680円 |
粘土だけではなく、部屋の加湿にも使えて一石二鳥です。
他の加湿器をお探しはこちら⇩
残って保存しておいた樹脂粘土をやわらかくする復活法のまとめ
今回は「樹脂粘土をやわらかくする方法」でした。
なかなか全部使い切るというのは難しいので、保湿して保存しておくのが良いかと思います。
もし、固くなってしまったら加湿器の蒸気でやわらかくなります、お持ちでしたらスチーマーでもできます。
けっこうやわらかくなりますので試してみてください。
ここまで見て頂きありがとうございましたm(_ _)m
何か参考になった事が1つでもあったなら幸いです。
モケットリーフ:OniZawa
他にも生活情報やDIYの記事を公開中!詳しくは下記をクリック!
コメント